甲山に吠える虎

主にアニメ・漫画関連の舞台探訪・聖地巡礼を記事にします

【雑記】穴水町有志イベント「真名井のあかり」を「花咲くいろは HOME SWEET HOME」のワンシーンで〜キャンドル点灯イベント【2014年3月21日、石川・能登】

3/21(金・祝)、石川県穴水町で開催された「真名井のあかり〜ライトダウン・キャンドルナイトin穴水」へ行ってきました。
カフェ・ローエル2016 真名井のあかり


劇場版アニメ「花咲くいろは HOME SWEET HOME」(2013年3月9日北陸3県先行公開)の中では、旅館「喜翠荘」の停電工事が長引いて、やむを得ず蝋燭をつけて(というより、喜翠荘に修行で来ていた和倉結名の発案で)館内・館外を明かりで照らし、宿泊客をもてなすというシーンがあります。


今回は、2007年3月の能登半島地震後の停電の記憶を思い起こし、2008年・2009年に真名井川沿いにキャンドルを灯すイベントを行ってきた穴水で、のと鉄道・湯涌温泉観光協会共同観光キャンペーン「花いろ旅あるき」を行っている事に関連して、アニメと同じような明かりを灯す行事を実施したいという趣旨のもと、作品関係者の協力を得て実施されたイベントです。もとより、「カフェ・ローエル」というキャンドルイベントが、10年前から毎年夏に開催されてきました。


劇場版アニメ「花咲くいろは HOME SWEET HOME」では、このように、停電の中でガラスに蝋燭を入れて明かりを灯すシーンがあります。


花咲くいろは」作品の協力という事もあって、今回のイベントでは、グッズの販売、劇場版アニメ「花咲くいろは HOME SWEET HOME」パネル展を、穴水町さわやか交流館プルートで行ったり、のと鉄道穴水駅構内に留置されているお座敷列車で、のと鉄道の思い出展・「花咲くいろは」ラッピング列車関連の展示(3/17〜3/23)、花いろラッピング列車を2両連結した臨時列車「真名井のあかり」号運転等が執り行われました。


さて私は、大阪駅より「サンダーバード21号」へ乗車してのと鉄道穴水駅を目指します。荒天の影響で、20分ほどの遅れで発車しましたが、能登地方は果たして晴れているだろうかとやきもき…

金沢駅

9分の乗り換えの間に、観光案内所を覗いてみると…

いまだ健在でした^^

北陸新幹線金沢延伸開業を1年後に控え、第3セクター化される在来線の方にもJRは新車をどんどん投入していますが、七尾線直通は相変わらずのコレでしたw(かつてJR神戸・京都線快速で走っていた電車)

金沢駅でも接続列車を待たされた挙句、さらに20分ほど遅れて発車。
七尾駅では、到着してすぐのと鉄道に乗り換えて発車という慌ただしさでした(該当車両はラッピング車でなくノーマル車)。

穴水駅到着時には、いい具合に空が暗くなってきました。但し、小雨が降ったり、雪がちらついたり…

穴水駅には花いろ旅あるき真名井のあかりのポスターが貼り出されていました。

ホームでは、蝋燭をいれたキャンドルカップ(グラス)が並べられ、火つけが始まりました。

能登麻衣子(違)、のとかわいいよのと(違)…

駅から東へ5〜10分、真名井川沿いに、キャンドルです。


穴水町の各商店には、穴水駅と同じく花いろ旅あるき真名井のあかりのポスターが貼り出されています。


穴水駅から真名井川沿いを歩いて、ローエル広場・穴水町商工会前・メイン会場へ。会場付近では、19:30〜20:00まで周囲の電灯や住宅の明りを落とす‘ライトダウン’が行なわれ、厳かな雰囲気のもとでキャンドルがともされ続けました。


メイン会場のカフェ「NOTO-shift」で休憩。ここの店内でもキャンドルが照らされています。そして‘花いろ’一色w


のと鉄道では、通常の終電の後に、車内を明かりを落としてキャンドル点灯する臨時列車「真名井のあかり」号を運転するとの事なので、それに乗車して宿泊所の最寄駅能登中島駅へ向かう事に。穴水は6度来ていますが、静かでいい町です。名残惜しい…


穴水駅ホームには、臨時列車が待機していました。‘花いろラッピング’のNT201号車とNT202号車です。


列車は車内の明りを落としたり再点灯したりして待機中ですが、相変わらずラッピングの各キャラを撮影する人たちの多い事w


シースルーなこち?w透けて見える場所がもうちょっと…


臨時列車「真名井のあかり」号、間もなく発車。編成の両端には特製ヘッドマークも掲げられています。


ホームも明かりを落として、いよいよ出発。また来るよ〜。


NT201号の車内のポスターは、劇場版の各シーンのものに差し替えられていました。


ライトダウン‘花いろラッピング列車’。メルさん直筆緒花ちゃんは健在でしたね。


お世話になった宿泊所には、P.A.WORKSの作品のポスターが飾られていました。
宿泊日。                                    翌日。


翌日。能登中島駅。缶コーヒーBOSSのCM撮影で、トミー・リー・ジョーンズ吉岡秀隆佐藤江梨子、ヒロシ、池脇千鶴が訪れた駅としても有名。
花咲くいろは作中では、緒花たちが通う高校への最寄駅という設定です。


ここには、かつての国鉄時代に使われていた郵便車(オユ10)が静態保存されています。最近綺麗に塗装しなおされました。


9:41に来た列車は、もう一つの永井豪記念館」ラッピングです。マジンガーZデビルマンとかでお馴染みの作者ですね。

のと鉄道には、この永井豪記念館1両と花咲くいろは2両のラッピング列車があって、毎日のと鉄道沿線を賑わしています。


七尾駅からは直通のサンダーバード20号」で一挙に大阪へ。


14時過ぎに大阪駅へ到着するまで、殆ど爆睡状態でした。


3月21日の北國新聞にはイベントの広告と劇場版アニメ「花咲くいろは HOME SWEET HOME」パネル展の模様、そして3/22にはイベントの事に小さな記事ながら掲載されていました。


直近の話題で、穴水に関する事といいますと、大相撲力士の遠藤が穴水出身だとの事で、地元北國新聞にも取り上げられていました。

のと鉄道穴水駅にも遠藤の等身大パネルが設置されており、丁度大阪場所開催という事もあって、「真名井のあかり〜ライトダウン・キャンドルナイトin穴水」で訪れた花いろファンの注目を集めていました。



※一部の画像を比較研究目的により引用しています。作品の著作権(画像も含む)は花いろ旅館組合 にすべて帰属します。