【2018年舞台探訪報告】アニメ「りゅうおうのおしごと!」第4話、第4局‘もう一人のあい’【2018年1月30日】
どうも、甲山タイガースです。
「こんにちは、九頭竜師匠に弟子入りした雛鶴あいです。ここでは第4局‘もう一人のあい’で登場する背景の場所を解説していきます。」
【第4話】
~福島聖天商店街~
「御存じ師匠のお住まいです。関西将棋会館からも近いです。」
~関西将棋会館~
「師匠を始め、将棋に携わる人は、ここに大変お世話になります。勿論私も。」
~福島聖天商店街~
「第1話でも登場した場面、福島聖天商店街を歩いて師匠の自宅へ戻ります。」
~新世界~
「大阪名物フグの‘づぼらや’のハリボテと、背後に見えるは通天閣です。」
「天王寺動物園前から、新世界通りを臨むです。」
「串かつ・ホルモン専門店『朝日』。ビリケンさんがあります!」
「ビリケンさん像、新世界のあちこちに設置してあります!」
「ジャンジャン横丁。この商店街を歩いていくと、将棋・囲碁倶楽部『三桂クラブ』があります。」
「師匠!私もここで将棋を打ちたいです!」
「JRガード下。階段を上がると『スパワールド 世界の大温泉』があります。」
「師匠!阪急梅田駅コンコースです。そして阪急梅田駅周辺。」
「ここは、日本生命梅田ビルです。大阪駅から東へ徒歩10~15分で着きます。」
「…師匠。ところでこの女の子は… 誰ですか?誰ですか!?師匠のだらぶち!」
「第5局もお楽しみに!」
一部の画像を比較研究目的により使用しています。作品の著作権(画像も含む)は©白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会に属します。
【2018年舞台探訪報告】アニメ「りゅうおうのおしごと!」第2話、‘第2局 弟子のいる日常’舞台探訪【2018年1月9日】
どうも、甲山タイガースです。
先週1月9日に続き、アニメ「りゅうおうのおしごと!」の舞台背景を巡ってきました。今回登場するのはは大阪福島、関西将棋会館のみです。
【第2話】
~JR福島駅北側交差点~
「阪神住建」の赤い看板が目印です。
~福島商店街~
館内の案内表示板。ロビーにそのままあります。
~レストラン イレブン~
「レストラン イレブン」でハンバーグステーキを頂きましたが、特製のソースが絡んで抜群の美味さでした。そして店内カットの撮影を許可頂き、誠に感謝です。
第3局も舞台背景を訪問・更新予定です。
一部の画像を比較研究目的により使用しています。作品の著作権(画像も含む)は©白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会に属します。
【2018年舞台探訪報告】アニメ「りゅうおうのおしごと!」第1話、第1局‘押しかけ弟子’大阪から【2018年1月9日】
どうも、甲山タイガースです。
このたび、「のうりん」などのライトノベルを執筆されている白鳥士郎さんによる作品「りゅうおうのおしごと!」がテレビアニメ化され、この1月より放送開始になりました。将棋を題材とし、プロの棋士の活躍する大阪を主要舞台としつつ、あちらこちらと背景が登場するのが楽しみな作品ですが、取り敢えず第1話で巡れた場所を紹介しておきます。
[http://:title]
「私、雛鶴あい。小学3年生、9歳です!竜王の九頭竜師匠の打つ将棋に憧れて、石川から大阪へ出て来ました。第1局‘押しかけ弟子’で登場する背景を紹介していきます!」
「私の師匠は九頭竜八一。将棋界最高のタイトル『竜王』になった16歳のお師匠さまです。」
【第1話】
~大阪市北区福島、JR東海道線大阪~塚本間、福島聖天商店街~
「師匠が座っているベンチがある公園は上福島東公園です。」※2018年1月30日撮影
「向こうに見えるは梅田のビル群です。高速道路がビルの中を突き抜けている名物ビルも見えます。」
「師匠が大阪駅方面からJR東海道線のガード沿いに歩いて来ます。」
「JR福島駅前。ガード下の踏切は、貨物列車や関空特急・南紀方面行きの特急が頻繁に通過します。」
「福島聖天商店街。師匠が住む町の商店街です。」
「大阪のマンホール、大阪城の部分まできっちり描かれています。」
「電柱の赤い消火栓マークが目印です。」
「左手前の『珈琲アルファ』は実際は『珈琲ロメオ』という喫茶店です。」
~関西将棋会館~
火曜日で物販店が休みの為、外部のみ撮影しています。
「わぁ師匠、ここが関西の将棋のメッカ、関西将棋会館ですね?JR福島駅から徒歩数分で行けるのです。」
【エンディング】
~心斎橋、道頓堀川、グリコ看板前~
「師匠、グ○コのキャラメル欲しいです。」
~大阪梅田、HEP FIVE観覧車~
「師匠、一緒に観覧車乗りましょうよ?」
~大阪城~
「師匠、ここから市内の眺めはいいですか?」
~千里丘万博公園・太陽の塔~
「師匠、この顔変です。」※2018年1月22日撮影
「師匠!この太陽の塔の内部が48年ぶりに公開されるようですよ!」
「そして師匠!万博公園にモビルスーツが… ってわぁ!大観覧車があります!一緒に乗りましょう師匠!」
~大阪・黒門市場~
「交通標識や建物の位置から、この黒門市場の背景は左右反転で描かれています。」
~大阪通天閣・河豚のづぼらや前~
「師匠、子供が来る場所じゃなさそうです。」
~福島聖天商店街~
~JR大阪駅御堂筋口・阪急百貨店前歩道~
「師匠!まるで人がゴミのようです!」
~関西将棋会館~
~大阪通天閣~
「師匠!大きな『王将』の駒があるです!」
「で、師匠!誰ですかこのオバさん?」
「誰がオバさんだ黙れ小童!」
「舞台背景に描かれているモニュメントは、昭和の棋士・坂田三吉を称えるものとして設置されました。」
「通天閣の舞台背景の左側にある店は、大阪でソース‘二度付け禁止’の串カツ元祖『串かつだるま』です。数多の串カツ店がある中での元祖といえる店舗です。」
~関西将棋会館、レストランイレブン~
※2018年1月16日撮影(許可得ています)
「第2局、師匠の活躍をお楽しみに!」
一部の画像を比較研究目的により使用しています。作品の著作権(画像も含む)は©白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会に属します。
【新聞掲載】12月19日(火)朝日新聞阪神版、地域ポータルサイト「西宮流」10年の紹介【涼宮ハルヒの憂鬱】
どうも、甲山タイガースです。
西宮で、その地元を舞台にした文学作品やサブカルチャーなどの色々な情報発信を行なっているポータルサイト「西宮流(にしのみやスタイル)」、12月19日(火)の朝日新聞阪神版‘ひと模様’に編集室代表として岡本順子さんの事が紹介されています。
TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」をめぐり、市内で行われたイベントでは「西宮流(にしのみやスタイル)」の方々によるイベントの企画・関与により、アニメファンを始めとする多くの人々が参加・楽しみました(西宮・まちを旅する博覧会の一イベント)。
西宮を舞台とする作品では、「涼宮ハルヒ」シリーズの他、アニメ「坂本ですが」×阪神電車スタンプラリー(西宮市南東部が舞台背景の作品)や映画「阪急電車」で西宮市内に登場する阪急今津(北)線の駅や駅周辺の施設の事などを、ポータルサイト上で情報発信されています。
珈琲屋ドリームに集う「涼宮ハルヒ」ファンを始め、ポータルサイト「西宮流(にしのみやスタイル)」には本当にお世話になっています。
【2017年舞台探訪報告】TVアニメ「orange」第13話LETTER13、翔を救いたい、中山へ。【2017年11月11日】
どうも、甲山タイガースです。
2017年11月11日に第13話LETTER13の舞台背景を巡ってきました。以下はその記録です。
「第13話LETTER13の舞台背景は私、高宮菜穂が案内します。第13話。翔が亡きお母さんの携帯電話の未送信メールを見てしまい、自殺を図ろうとする衝撃の最終話です。果たして、私達5人で翔を救う事が出来るのか?」
[http://:title]
【第13話LETTER13】
「2月14日。バレンタインデー。女の子にとっては重要な日です。」
「大好きな翔の為に渡したいと思って、家庭科の授業でチョコを作成しました。二人(あずさ・貴子)からも励まされ、私はいざ、翔のもとへ、と臨むのですが…」
「未来の私からの手紙には、次の様に書いてありました。」
「未来の私は、何度もチャンスがありながら、翔にバレンタインのチョコを渡せずに終わってしまい、翔の死を迎えてしまうという、後悔の念が手紙から読めました。そして今の私は、何としても翔にチョコを渡そうと決め、動くのです。」
「分が悪い事に、あの上田先輩とぶつかってしまいますが、それでも…」
「大事なのは、翔が死ぬ運命をどうしても変えたい、という事。」
~弘法山古墳~
萩田「過去は変えられない。」あずさ「はぁ?もういいって。信じないなら萩田の手紙は入れないから。」萩田「仲間外れはやめて。そうじゃない。手紙は届いたとしても、俺達の後悔は消せない。」
貴子「どういう事?」萩田「この世界は、パラレルワールドじゃなくて、一つの世界とする。それで過去に手紙を送って、翔を助けたとしたら、未来も塗り替えられて翔が死んだという事実が無くなる。」あずさ「何か問題あるの?」萩田「そうすると、翔の死を知らせる手紙が生まれなくなる。」
萩田「翔の死なない未来が出来上がった時点で、手紙の存在が消えて、塗り替えられた未来も元に戻るのか?それとも初めから手紙は過去に送れないのか?」須和「矛盾が生まれるから、翔は助けられないって事か。」菜穂「パラレルワールドなら、矛盾も生まれないから、翔を助けられるよね?」萩田「出来るかもしれない。」
萩田「だけど、手紙が届いた事で、俺達の世界とは分岐して新しい世界が生まれるだけで、俺達の世界の過去を変えられる訳じゃ無い。一つの世界でも、パラレルワールドでも、どっちにしても俺達はもう、翔には会えない。」
須和「じゃあいいじゃん。パラレルワールドに居る、別の世界の翔を救おうぜ。」あずさ「うん。翔がずっと笑っていられる世界を作ろう。」貴子「翔の為に、何かしたい。」
菜穂「(手紙を出そう、過去の自分に。翔を救うう手紙を書こう。)」
菜穂「もし、もう一度、翔に会うことが出来るなら、今度は… 今度は小さい翔がいい。そして、世界一幸せな子になって欲しい。」
~県道63号線・松本市中山小学校・中山小学校南交差点・中山郵便局周辺~
須和「来るなよ… 翔。」
須和「翔… 来ないな…」
菜穂「翔ーっ!」須和「翔ーっ!」
菜穂「(翔は今、どんな顔している?)」
菜穂「(泣かないで。)」
萩田「通行人からの情報だ。翔らしい男の子を、須和達が向かった方で見たって。」
須和「分かった。」萩田「俺らも向かう。」
須和「戻ろう。」
菜穂「(自分を責めないで。)」
菜穂「(何処にも行かないで。)」
中山小学校
中山郵便局
貴子「翔ーっ!」あずさ「翔ーっ!」
須和「萩田、居たか?」萩田「居ない。暗くてこれじゃ、分からない。」
萩田「今中山小の近くにいる。」
須和「俺らもだ。一旦集まろう。」
菜穂「(過去を変えられないのは、この世界でも同じ。)」
菜穂「(二度とやり直せないのに。二度と…)」
須和「翔ーっ!」あずさ「翔っ!」須和「大丈夫か、翔?」貴子「翔!」あずさ「翔!」
あずさ「翔無事だった!」貴子「怪我は?」
須和「何してんだよお前!何であんな事をしたー?!」
翔「死のうと… 思った。」
翔「母さんに… 謝らなきゃって。」
翔「けど、出来なかった。俺が居なくなったら、皆はどう思うんだろうって。もしかしたら、明日も楽しい事があるのかなって。まだ、死にたくないって。」
菜穂「…よかった。」
翔「ごめん… あ、でも、何で?」須和「手紙が教えてくれた。」
翔「手紙?!」
萩田「手紙には、今日翔が自殺するって事と、翔を救ってほしいって事が書かれていた。」
あずさ「10年後のあたし達から手紙が届いたの。」
翔「10年後?…今日菜穂が持ってた手紙。この前、須和が俺の小さいころの写真を見たって言ってた。でも、婆ちゃんに訊いたら見せてないって。」須和「未来からの手紙に入ってた。」あずさ「だけど、手紙が届いたのは私達だけじゃないんだ。」貴子「翔にも届いているよ。」
貴子「翔へ。翔は男の子だから、強いんだと思っていた。」あずさ「翔ともっと沢山遊びたかったし、沢山話もしたかった。」萩田「あの時こうしたら翔は生きていたのか。何がいけなかったのか。」須和「翔がいなくなる事が、こんなに寂しくて辛いなんて考えた事なかった。」菜穂「助けられなくて御免なさい。翔の事を、ちゃんと見ていればよかった。」
菜穂「みんな、翔を失って凄く後悔している。10年経っても、きっと、一生消えない。」
翔「俺の… 所為?」菜穂「違うよ、翔の所為じゃ…」
須和「そうだよ。お前の所為だよ。死んだら絶対許さねえからな。」翔「ごめん、みんな。」
須和「俺らもごめんな。俺達知ってた。始業式の日に何があったのか。誘ってごめん。お前の所為じゃないんだ。」翔「ううん。あの時、誘ってくれて嬉しかった。友達になってくれて、ありがとう。」
あずさ「翔~!」
「翔へ。私達を許してくれますか?」
あずさ「ねえ、そう言えば、翔何で自転車乗らなかったの?手紙と違ったんだけど。」翔「え、ああ、乗ろうと思ったら壊れてた。誰かに壊されたっぽくって。」萩田「えー酷い事する奴がいるんだなー(棒読み)」須和「俺知ってるわ、犯人…」あずさ「ん~萩田ァ!」
「あの頃、私はまだ高校生で、毎日の大切さや、命の重さも分からない、まだ子供でした。」
「もしもう一度チャンスを貰えるなら、今度は私達が全力で、翔を守るから。生きて欲しい。」
「26歳の春、弘法山から見る、オレンジ(orange)色に染まる空や町や桜を、翔と一緒に見たいです。」
「みんなで、待っています。」
~薄川沿い・松商学園グランド側道路~
翔「パラレルワールドって、他に何通りもの未来があるって事でしょ?」
萩田「うん。」貴子「きっとどこかに、あずと萩田が結婚している未来もあるのよね?」萩田「ありません!」翔「じゃあ、須和と菜穂が結婚している未来も?」
須和「無い!無い無い無い無い無い無い無い無えよ!」菜穂「え?」須和「でも、あったらいいけどな。」
菜穂「そうだね。」
あずさ「お~いぃ照れてるな~須和ァ~。」貴子「嬉しそう。」須和「タイムカプセル!!埋めるぞ!」貴子「何故力む?」
翔「(10年後のみんなへ。皆さん、元気ですか?10年後もみんなも変わらず、仲良しで笑っていますか?毎日は楽しいですか?10年後の俺は、今何をしていますか?サッカーは続けていますか?菜穂と結婚出来ていますか?ちゃんと毎日生きていますか?」
菜穂「どうしたの、翔?何か嬉しそうだね?」
翔「うん。」
翔「俺、生きてて良かった。俺を助けてくれて、ありがとう。」
「もしあなたが又、生きる事が辛くなる日が来たとしても、その時は…」
~弘法山古墳~
「何度でも、何度でも… 救うよ。」
<後記>
足掛け二年に渡ったTVアニメ「orange」の舞台背景取材・舞台探訪、多くのいい思い出がありました。また、現地の方々に所々教えていただく事もあり、松本とそこの住む方々の優しさに触れた二年でした。
TVアニメ「orange」の舞台探訪記事を、原作者高野苺さん・orange製作委員会の皆様・松本に居る素晴らしい全ての人々に捧げます。
一部の画像を比較研究目的により使用しています。作品の著作権(画像も含む)は©高野苺・双葉社/orange製作委員会に属します。
【2017年舞台探訪報告】TVアニメ「orange」第12話LETTER12、弘法山からの太陽は何色?【2017年11月11日】
どうも、甲山タイガースです。
2017年11月11日に第12話LETTER12の舞台背景を巡ってきました。以下はその記録です。
[http://:title]
[http://:title]
「第12話LETTER12の舞台背景は私、高宮菜穂が案内します。第12話の主要なシーンは、10年後の26歳になった私達がいる弘法山です。そして今回のストーリーは、10年後の未来の私達5人が手紙を出す前の、翔が交通事故死、自殺してしまう世界の事です…」
【第12話LETTER12】
「翔はお母さんと共に、東京から松本へ引っ越してきます。翔の回想では、『高一の終わりに、松本市へ引っ越すと言われた。母さんはいつも、俺に相談なく勝手に決める。』と述べています。」
「そして、翔は私達と出会います。」
~薄川河川敷・見晴橋~
須和「どこ行く?」あずさ「まずはウチのパン。」貴子「いいんじゃない?」
「(翔の回想)今は母さんの事は忘れて楽しもう。後で誤ればいいや。メールは帰ってこなかった。母さんと会話したのは、それが最後だ。」
「(翔の回想)誰かが死んでも、変わらないんだな。」
「翔は東京在住時の高校の同級生から連絡を受けます。」
~東京~
「都庁始め、新宿の高層ビル群。」※後日撮影予定
「このレストランは、JR中央線中野駅南側にあるロイヤルホスト中野店です。」※後日撮影予定2017年12月30日撮影
「翔は、深志神社での私の言葉をも冷たく突き放した後、この松本市時計博物館の前を歩いて帰ります。」
~松本市時計博物館前~
「(翔の回想)よく人が言う。今が辛くても、生きていればいい事はある。…簡単に言うな。生きる事が一番辛いのに。後悔から解放されるなら、今すぐ死んだっていい。」2017年12月2日撮影
(真上から撮れないので下から… ドローンがあれば…)
「それからの私達は、須和と私(菜穂)が交際するようになる事、翔は私(菜穂)ともっと話したり謝りたかった事など、色々とありました。そして、翔のあの自殺へと繋がっていくのです…」
~薄川沿い・見晴橋→弘法山へ~
「翔が亡くなってから、私達が揃って会話をする機会は減っていった。今日、こうして集まれた事。翔の話をすると、また皆が一つになれた気がした。」
「毎年ここで待ってたよ。須和と一緒に。約束したよね?春になったら、皆で弘法山の桜を見ようって。」
「大晦日の翔との一件があって、冬休みが明けても翔にいつもの様に話しかける事が出来なかった… それでも翔との仲が元に戻るように願い、私(菜穂)は…」
あずさ「翔と初めて会った日、よく覚えているのに、もう10年も前なんて不思議。」
貴子「あの日、帰りに誘ったのがいけなかったのかな…」須和「俺が誘った。俺が悪い。」あずさ「私だって誘った。」貴子「私も…」萩田「じゃあ、俺らと友達にならなきゃ、翔は生きてたって事か?」
あずさ「そんなのやだ、別の日に誘えば良かっただけだよ。」萩田「その日も翔とお母さんが約束してたら?一緒だろ、何が悪かったとか無いんだよ。後悔したって成る様にしか成らない。」あずさ「そんな事無い、どこかで間違わなければ翔は生きてた。」須和「喧嘩すんなよ、今日は翔も居るんだから。」
あずさ「居ないじゃん。約束だってこれじゃ果たせてない。翔が居ないと意味ないよ。」貴子「やり直せないもんね、何したってもう遅い。」あずさ「タイムカプセルってさ、過去には送れないの?」萩田「無理だ。」須和「タイムマシンが出来るのを待つしかないか…」萩田「出来ない、永遠に無理だ。」菜穂「ブラックホールは?高校の時、授業で中野先生が離してた、ブラックホールでタイムスリップ出来るかもしれないって。」
萩田「無理だね。一度入ったら帰ってこれないだろ。過去なんてやり直せる訳ないんだから、諦めろ。」
萩田「はぁ~っ、ブラックホールじゃないかって言われている場所なら、地球上にもあるけどな。」
萩田「2013年、スイスの学者が太西洋南部にブラックホールが存在する兆候を発見した。メキシコ湾にも同様の報告がある。」
菜穂「海?」
萩田「西大西洋のバミューダトライアングルでは、昔から船や飛行機の消える事件が起きてて、そこにブラックホールが存在するという説がある。でもただの都市伝説だ。タイムスリップなんて出来る訳…」
あずさ「そこ行ってみよ?」貴子「でも、行ったら戻ってこれないんでしょ?」菜穂「手紙だけ送ってみれば?タイムカプセルみたいに。」
須和・あずさ・貴子「それだ!」萩田「無理だ。タイムスリップしても、どこへ行くか分からない。未来に送られたら?過去に届いたとしてどうやって俺達に届ける?俺らが高二になった2012年4月にこの手紙をこの住所に届けてくれとでも書いておくのか?」菜穂・あずさ・貴子・須和「それだ!!」貴子「過去の自分に手紙を書いて海に流せば。」あずさ「未来が変えられるかもしれない。」萩田「無理だ。」須和「でも奇跡を起こすしかねえだろ。」
須和「そしたらさ、翔を助けられる。」菜穂「うん。」
「(翔を)助けたい。」
菜穂「翔!バレンタイン、待ってて!絶対、待ってて!」
「傷ついても嫌われてもいい。ただ失いたくない。翔を。」
「次回、第13話LETTER13、クライマックスです。ご期待ください。」
一部の画像を比較研究目的により使用しています。作品の著作権(画像も含む)は©高野苺・双葉社/orange製作委員会に属します。
【2017年舞台探訪報告】TVアニメ「orange」第11話LETTER11(Part2)、深志神社にて何かを祈願する。【2017年11月18日】
どうも、甲山タイガースです。
[http://:title]
「第11話LETTER11の舞台背景は私、高宮菜穂が案内します。Part1、Part2の前後編で紹介します。今回はPart2、深志神社での場面紹介です。」
【第11話LETTER11(Part2)】
「二人で会う約束をしたクリスマスイブ、翔のお婆ちゃんが体調を崩して、翔とは会えなくなってしまった。二年参りは… 会えるよね?」
「私は、ずっと最後まで謝る事が出来ず、翔は亡くなってしまった。」
~深志神社~
「深志神社は、四柱神社と共に、松本では大きな神社です。菅原道真公を祀る天満宮がある事から、学問の神様としても崇められ、祭典・神事では松本の氏子や参拝の方々が見受けられます。毎年7月24日・25日の例大祭(天神祭り)には、境内に神輿と山車(この神社の祭礼では舞台と名付けられている)が集まります。」
信州松本 天神 深志神社
「菜~穂~、貴ちゃ~ん!」
貴子「お、デート終わりかな?」
萩田「そこで会っただけだ!」
あずさ「翔遅れて来るって。」貴子「須和は?」あずさ「まだ来てない。」萩田「来れないって言ってたんだろ?」あずさ「どうせ家で寝てるよ。」貴子「後で電話してみようか。」
貴子「菜穂、今日の事手紙に何か書いてあったの?」
菜穂「うん、喧嘩、しちゃったみたい。」
「きっかけは、私が翔を傷つけるような事を言ったから。」
貴子「何かあったらさ、私たちが居るから、いつでも言ってよ。」
菜穂「うん。私が気を付ければ大丈夫だと思う。」
あずさ「喧嘩しても謝って仲直りすれば大丈夫だよ。喧嘩するほど仲が良いって言うしね、ね、萩田?」萩田「そうそう、俺らのようにな。」あずさ「な。」萩田「って馬鹿野郎、仲良くねえわ!」貴子「自分で言ってんじゃんw」
あずさ「夫婦漫才?w」萩田「誰が夫婦だ!」貴子「結婚おめでとうw」あずさ「おめでとうw」萩田「おめでたくねえわ!」翔「ごめん、遅くなって。」
翔「マフラーしてるね。可愛い。」
菜穂「か、翔もかわいいよ、マフラー。」
翔「ありがとう。」
萩田「ボソッ)俺も(マフラー)してるし。」翔「須和は?」あずさ「家で寝てる。」萩田「腹痛いって。ただの食いすぎ。」
萩田「御飯5杯餅7個あとそば…」貴子「萩田、後で怒られるよ。」あずさ「いや、もっと食ってるね。」萩田「ああ、賭けてもいい。」
「神社での事。未来の私からの手紙には、次の様に書いてありました。」
あずさ「やったぁあたし大吉!」貴子「あたし吉。菜穂は?」菜穂「あ、あたしは小吉。」あずさ「翔は?何だった?」
翔「俺は、小吉。」菜穂「あたしと一緒だね。」翔「本当?やった!」萩田「ボソッ)俺も小吉だし。」
あずさ「うっさっぶ、萩田、温かい飲み物買ってきて。」貴子「あたしはカフェオレ。」萩田「何で俺が買ってくる前提なんだ!」5人「ジャンケンポン!」
「このじゃんけんで。私は翔と二人になって、皆の飲み物を買いに行くことになるのですが、手紙には次の様な事が書かれていました。」
あずさ「じゃあ買い出し宜しくね~。」
翔「行こうか。」菜穂「うん。」
貴子「大丈夫かなぁ~。」あずさ「今の菜穂なら大丈夫だよ。」貴子「そうだよな、少しずつ変わってきているもんね、菜穂も翔も。」
貴子「それより須和だよ。本当に来ないつもりなのかな?」
翔「あ~れ、萩田君が言ってるミルクセーキ無いじゃん、おしるこでいいかな?」
菜穂「他の自販機見てみる?」翔「そうだね。」
「二人で歩きながら、翔はクリスマスイブの事を謝ってきっます。そして、私は、来年のイブには一緒に居ようと話しかけますが、翔の『婆ちゃんが体調を崩さなければね。』という返事に不安を感じます…」
菜穂「(翔から、イブの日のお婆ちゃんが肺炎になりかけだった事を話され)だ、大丈夫だよ、お婆ちゃんなら。」
翔「そう思ってたよ。母さんの時も。」
翔「ごめん、何か暗くなった。」
翔「大丈夫だと思ってたんだ、母さんの時も。まさか、居なくなるなんて思ってなくて…」
翔「ちょっと傍に居てやればよかったなぁって。」
翔「菜穂。」菜穂「えっ?」
翔「やっぱ俺、先に帰ってもいいかな?」
菜穂「えっ?」
翔「婆ちゃんが心配だから、傍に居たいんだ。」菜穂「出来れば、もう少し居て… お婆ちゃんなら、大丈夫だから。居なくなったりなんかしないよ。」
翔「何でそう言い切れるの?」菜穂「何でって…それは…(まだ未来からの手紙の事は言えない)」翔「始業式の日もそうだった。」
翔「何が大丈夫なんだよ。何も知らないくせに。大丈夫なんて、人が勝手に決める事かよ!?」菜穂「違う。」翔「どれ程辛かったか知らずに、死ぬほど辛かったのに、大丈夫なんて。母さんを一人にしたのは俺だ、俺が殺したんだ!」
菜穂「はっ… あ…」
翔「ごめん。やっぱ帰る…」菜穂「待って!」
翔「来ないで。」
翔「もう、何も話したくない。これ以上、近寄らないで。」
貴子「何してんの?絶対来いって言ったでしょ!」須和「忙しいんだよ。」貴子「何が?」須和「紅白視てた。」
貴子「あんたさあ、自分が菜穂に告白したら、翔を救えないかもとか思ってんの?もしそうならそんな心配要らないから。翔は私達が必ず助けるから、だから告白しなよ、菜穂に。」萩田「お~Iふざけんな、お前が居ねえから、待ち合わせに困ったじゃねえか。」須和「目印じゃねえよ。」
萩田「須和、いまさら言うのも遅いけどな、未来を変えるのは余りいい事じゃないと俺は思う。俺達が未来を変える事で、翔だけじゃなく関係ない他の人達にも影響が出る。現に体育祭の時がそうだった。リレーで翔が1位になった事で、本当は1位になる筈だった奴が2位になって、青団が優勝する筈が赤団の優勝に変えちまった。もしお前が未来を変える事で、他の誰かの未来を変える事になるなら、そりゃどうかと思うぞ。」
あずさ「(電話を)貸して!あたし菜穂と翔を応援するって言ったけど、やっぱり須和の事も応援したい。菜穂を守ってあげられるのは須和だって思ってるからね。」
あずさ「え、何この声?何処に居るの、須和!」
須和「俺の味方は居ないんじゃなかったのかよ?」
「須和は、私達(菜穂と翔)の事を心配して神社にやって来るのでした。」
須和「菜穂!」
須和「大丈夫だ。」
菜穂「変えられなかった。翔を傷つけた。ごめん…」
菜穂「翔に… 嫌われたかも…」須和「そんな事無い。もし嫌われても大丈夫。その時は俺が、翔を菜穂のとこまで連れて来るから。お前らが離れないように、見守っててやるから。」
須和「だから菜穂、怖がってないでもっと前に進んでみろよ。翔と居られる時間を、ちゃんと大切にしろ。」菜穂「うん…」
須和「早く翔呼んで来い。早くしないと、年越しちまうぞ。」菜穂「うん。」
須和「フッ… 貴子に怒られるなぁw」
「もしも、今日の事が切っ掛けで翔が心を閉ざしてしまったのなら、翔が亡くなったのは、私の所為?応えて。翔!」
「母親が自殺したのは自分(翔)の所為だ、と何もかも背負い込む翔。私(菜穂)の言葉をも冷たく突き放して離れて行ってしまう翔。しかし、後から来た須和に、大丈夫と励まされ、私(菜穂)は… 私と翔、そして私達6人の関係は今後どうなっていくのか… 次回、第12話LETTER12をお待ちください。」
松本フィルムコミッションのHPには、「orange×舞台めぐり」の事が紹介されています。スマホアプリ「舞台めぐり」をダウンロードし、各アニメの聖地・舞台背景となるポイントでスマホ・タブレットのアプリを起動し、カメラをかざすと、映る背景にキャラクターを投影して撮影出来るものです。
各ポイントでキャラを入れて背景を合わせて撮影して巡ることで、あらためて作品の世界を再確認出来る楽しみがあります。
松本フィルムコミッションによる「orange×舞台めぐり」案内
http://www.matsumoto-film.jp/topics/2348/
舞台めぐりHP
行けるアニメ! 舞台めぐり
さて、Part1、Part2と巡り終えて…
舞台めぐりアプリで遊びながら…
舞台探訪中、お茶に五平餅も頂き…
パルコ前を含む伊勢町通りは、数々のツリーに彩られ、クリスマスムードでした。
そして、松本を去る18時前。8℃!行きも帰りも寒い… 前回より1時間早く「しなの」乗車→「のぞみ」→西宮へ。
一部の画像を比較研究目的により使用しています。作品の著作権(画像も含む)は©高野苺・双葉社/orange製作委員会に属します。