【2017年舞台探訪報告】TVアニメ「orange」第11話LETTER11(Part１)、冬の蔵シック館でほっこり。【2017年11月18日】
どうも、甲山タイガースです。
TVアニメ「orange」の舞台探訪も第11話LETTER11、先週11日に約1年振りに訪れたのに続き、1週間振りに松本へ行ってきました。
先週と同じスジで、新大阪07:03「のぞみ208号」→名古屋08:00「しなの3号」に乗車、いざ松本へ。
中央本線・木曽川沿い、車窓からの眺め。先週は晴天に見事に映えていた紅葉も、この日は雨天の所為で霞んでしまっています…
10時過ぎ、松本着。8℃！先週訪れた時は16℃だったのに…
松本駅ビルコンコースには、丁度1年前の11月18日に2週間限定で公開上映された劇場版アニメ「orange-未来-」のポスターが貼り出されています。上映終了後1年経っても。まだ貼り出してくれている事が何だか嬉しかったです。
「第11話LETTER11の舞台背景は私、高宮菜穂が案内します。Part1、Part2の全後編で紹介します。」
【第11話LETTER11(Part１)】
～中町蔵シック館～
「ここ、中町蔵シック館は、松本駅から東へ徒歩十数分で行けます。白壁建築の町並みの中にあり、かつての酒蔵をここへ移築しました。四柱神社からすぐ南の所です。」
あずさ「ね～クリスマスイブどうする？翔と菜穂は二人で会うの？」
翔「空いてる？」菜穂「あ、うん。」翔「二人で遊ぶ？」菜穂「うん！」
菜穂「（イブに二人って、付きあってるみたい。）」
萩田「ぺっ！」
あずさ「じゃあ決まりだね。」貴子「二年参りは？」
翔「二年参りって？」
須和「初詣みたいなもんだよ。」萩田「大晦日の夜から行くんだ。」
翔「ふ～ん。」
須和「二年参りも二人で行ったらいいじゃん。」
翔「う～ん、でも、新年はみんなで迎えようよ。」
貴子「そうだね、二年参りはみんなで行こう。」
貴子「どこ行く？」あずさ「四柱神社？」菜穂「深志神社？」あずさ「深志神社って太鼓のとこだっけ？」菜穂「うん、年が明けると太鼓を鳴らすの。」あずさ「ドンドンドンドンドンドンドン…」萩田「それお化け屋敷！ドン！ドン！ド、ド、ドン！」あずさ「それ千畳敷タヌキｗ」貴子「何それｗ」あずさ「え、妖怪。」
須和「あ～悪い。大晦日、俺用事あったわ。」
あずさ「え、マジで？嘘くさいな…」
須和「マジだわ。だから俺行けねえ～。」
あずさ「え～！」須和「ごめん。俺の分もお参りしてきてくれ。」
あずさ「今年も身長伸びますようにって？」須和「これ以上はやめて。」萩田「じゃ、俺帰るけど。」あずさ「そろそろ解散しよっか？」
翔「菜穂。鯛焼き食べてかない？俺奢るよ。」
菜穂「うん。」
翔「行こっ。」あずさ「バイバーイ。」萩田「バイバイ。」
須和「痛って！何だよ?!」
～中町蔵シック館内～
貴子「大晦日、予定あるって、嘘でしょ。」
須和「嘘じゃねえって。」
貴子「あたしの手紙には、須和も二年参りに行っている事、書いてあるんだよ。」須和「そんなぁ。未来は変わる事だってあるよ。」貴子「須和が変えようとしてんでしょ。」
須和「…だろ。」
貴子「あんたが大晦日に、菜穂に告白する事。」あずさ「え、嘘っ？」
貴子「大晦日に、何かのきっかけで菜穂と翔が喧嘩して、それで翔が先に帰っちゃって、泣いてしまった菜穂を、須和は慰める。」
須和「俺はしない。一生。」
須和「告白なんてする必要ないだろ。翔を助ける事には関係無い。」貴子「でも、須和と菜穂の未来には関係ある。」
貴子「消してもいいの？須和と菜穂が結婚する未来。」あずさ「結婚？須和と菜穂が?!」
貴子「その告白が切っ掛けになったかもしれないって、手紙には書いてあるよ。」
貴子「今菜穂は翔が好きでも、数年後に菜穂はあんたを…」須和「そんなのこの世界には関係ない。」
須和「中野先生が離してくれた‘パラレルワールド’ってのがあるんだろ？手紙を送った俺たちの10年後の世界と、手紙を貰った俺たちの世界は、別々に存在している。俺が未来を変えても、手紙を送った世界は何も変わらない。俺が菜穂と結婚したのは… 翔が死んだから。」
須和「この世界では、その路は選ばない。決めてるんだ。絶対、菜穂に告白しないって。」
～松本パルコ・花時計公園前～
「Part2へ続きます。」
一部の画像を比較研究目的により使用しています。作品の著作権（画像も含む)は©高野苺・双葉社／orange製作委員会に属します。
