【氷菓×飛騨高山】第65回飛騨生きびな祭、飛騨一ノ宮水無神社【2016年4月2日・3日】
どうも、甲山タイガースです。
TVアニメ「氷菓」のモデルともなった飛驒一宮水無神社の春季祭礼、(2016年)第65回飛騨生きびな祭が今年も開催されました。今年は、開催が日曜日と重なった為、氷菓のファンだけでなく多くの参加者・参拝者で賑わいました。
そんな飛騨高山へ、青春18きっぷを使ってJRを乗り継ぎ、行ってきました。出発は、4月2日。
高山へ特急「ひだ」で頻繁に利用していた高山本線、今回普通列車でゆっくりと飛騨路を駆け上がります。普通列車の旅では、木曽川〜飛騨川沿いの名所をじっくりと拝めることができます。生憎、山間部故に目まぐるしく天気が変わって好天とは言えませんでしたが…
変化に富む飛騨川沿い、高山本線はあの有名な下呂温泉を通り過ぎます、そして高山本線にも続々投入された新型気動車が。
岐阜駅から私の乗車した気動車も新型車両でした。それも関西新快速にあるような転換クロスシート!
列車は山間部を縫うように走ります。途中、クラナドファンにネタにされる「渚ぁ」駅を過ぎて、高山駅着18:14。
高山の夜は早いもので、居酒屋系の飲食店を除いては、17〜18時頃には殆どが店じまいをしてしまいます。
喫茶「パイナップル」のモデルである「バグパイプ」も、夜はこの通り明かりに照らされて…
静まり返った夜の町並みを歩いていると、まだ地酒の酒蔵が開いていたので、そこで日本酒を買いました。酒蔵の店舗の入り口には、綺麗に雛段が飾ってありました。
…で、商店街を歩いていたら、とある楽器店の前に、静岡アニメのキャラのスタンディが!何故高山に?w
楽器メーカーのタイアップキャンペーンで、各地の楽器店にこのスタンディが設置されています。
4月3日。曇り空… 生きびな祭の行列は無事外で執り行われるのでしょうか。
宿泊したホテルが、高山駅からかなり南側の離れた場所に位置していたので、そこから飛驒一宮水無神社まで歩いてみることに…
約2時間かかって…
数年ぶりに飛驒一宮水無神社へ。いつ来たかと思い出せない位、久しぶりな感じであります。
神社正面の鳥居の風景、作中にも忠実に描かれています。
今日の行事予定の立て看板。主要行事の生きびな行列は13時からとの事で、何とか天候が崩れませんようにと祈りながら境内を散策。
拝礼殿前。今回も生きびなの顔出し看板が設置されていました(家族連れ他でだいたい埋まっています)。
拝礼殿と顔出し看板は、作中でもそっくりそのままに描かれています。
「氷菓」の痛絵馬。ありました。
「一ノ宮のひなさま」という事で展示してある雛人形。竹原の雛めぐりのは雛人形とは、また趣が違います。
絵馬殿の方では、タスクオーナー氏のコミック版「氷菓」の複製原画展が行われていました。
額縁に飾られているは、タスクオーナー氏直々に描かれた「氷菓」キャラ色紙。生きびな祭後のアフターイベントで、抽選でファンに行き渡ります。
「氷菓×高山」で今年の生きびな祭のポスター。タスクオーナー氏へのメッセージカードを書くと、このステッカー版が頂けました。
物販ブースで「氷菓」関連のグッズの販売がありましたので、今回は「氷菓」米を購入。高山産のおいしいコシヒカリです。
生きびな行列開始も近くなる頃には、顔見知りのファン達も続々集まってきます。その中に、‘聖地巡礼犬’ちょこちゃん(とかずさん)のお姿もw
生きびな行列、開始。
お雛様の着物が長いので、後ろの着物持ちの方々は大変ですね。傘持ち役はかっこいい。まさに‘晴れの舞台’って感じな行列です。
ちなみにTVアニメの作中でのカット。
生きびな行列のクライマックスは、本殿に入る前に回廊をぐるっと回ります。
行列が本殿内に入り、お祓いを受けている間、拝礼殿の舞台で様々な催しが行われていたので、それを見物に。和太鼓、それも女性達による勇壮たる演技は素晴らしいものでした。
本殿でのお祓いの儀式も終了し、生きびな関係者の舞台挨拶。雛役・内裏・大臣役・行列に従ったお姫様役の方々のご挨拶、そして高山市長のご挨拶。高山市は、今年市制80年というおめでたい年です。
この後に餅まき(取れませんでしたw)。
そしてアフターイベントはファン有志による「氷菓」グッズ抽選会(これも当たらずw)。
タスクオーナー氏直筆の色紙を引き当てた人、羨ましい!
帰りは、生きびな祭に来ていた知り合いの方の車に便乗して大阪方面へ!
飛騨生きびな祭は、旧暦を基準としているため、毎年4月3日の開催となっています。平日が休みの取れない人にはなかなか行き辛いですが、今回は休日に重なって、漸く行く事が出来ました。
「氷菓」第22話を見たままの通りのお祭り、またここへ戻ってきたいと思います。