【2015年舞台探訪報告】TVアニメ「響け!ユーフォニアム」第十一回・おかえりオーディション 黄檗・宇治舞台探訪【2015年6月19日】
どうも、甲山タイガースです。
「響け!ユーフォニアム」第十一回・おかえりオーディション。
トランペットのソロパートを巡る再オーディション、会場クラスを借りて全体練習の場で中世古香織と高坂麗奈が再び演奏する事となりましたが、その会場は宇治市民文化センター。
その宇治へ行ってきました。
2年の吉川優子は香織に「もっと聴かせてください。」と目をうるうるして訴えます。
優子が何故にここまで香織を先輩として慕い、贔屓にしているのか。
それは(久美子達が入学する前の)吹奏楽部内での部員間(上級生対下級生)の対立で、上級生が下級生をまともに取り合わない事に対して、香織が(楽器練習もままならずに)必死の懇願をしていた事によるものでした。
ランチを一緒に誘おうと麗奈のところへ向かった久美子は、手前で吉川優子に腕をつかまれて、麗奈のトランペットの演奏に関する感想を問われます。そして久美子の元へ。
「香織先輩はいい人」だからこそ「ちょっとやりにくい」麗奈ですが、やはり自身の信念は曲げられない、譲れないという心中でしょう。
中世古香織は田中あすかに、副部長としての立場ではなく親友の一人として、自身の演奏は麗奈と比べてどうなのか、個人的感想を求めましたが、あすかには有耶無耶にはぐらかされ…
そして、中川夏紀は夏紀で、優子に余計な行動はしないように釘を刺しますが…
宇治川沿い(宇治十帖)。
京阪宇治駅〜さわらびの道辺りは、夕方から夜に蛾がよく発生していますが、このシーンはその事を描き出しています^^
宇治十帖裏の川沿いの土手。トロンボーンを吹く音が聞こえてきたと思ったら、秀一がそこで練習していました。
麗奈を呼び出して、再オーディションでわざと負けてほしいと懇願する優子。麗奈には理不尽な懇願以外の何でもなく、当然一蹴します。
そして宇治市民文化センターでのホール練習へ、再オーディションの時です!
大ホール前ロビー。中は行事・公演のない日は施錠されていますので、外からの撮影になりました。
高坂麗奈の一見不安げな様子に対して…
久美子「麗奈は特別になるんでしょ?」「麗奈は、他の人とは違う、誰とも違う。人に流されちゃだめだよ。そんなの馬鹿げてるでしょ。」「ソロは麗奈が吹くべきだって言う、言ってやる。」これが所謂‘愛の告白’でなくてなんでしょうか(この場合親友の情というべきか)。
「傍にいてくれる?」「裏切らない?」と囁く声で久美子に確認を求める麗奈。
久美子の返事を聞いて、‘我が意を得たり’の麗奈。「大丈夫。負けるつもりなんて、全くないから!」と久美子へ高らかなる宣言。
この子の信念の前には、不安なんてなかったんですね!
トランペットソロパート再オーディション。
香織の演奏に対して、後からの麗奈の演奏は明らかに‘違う’という印象を持たせたようで。あの優子でさえも…
演奏が終わり、滝先生の問いに対して…
香織「ソロは、高坂さんが吹くべきだと思います。」
そして…
滝「高坂さん、あなたがソロです。中世古さんではなく、あなたがソロを吹く。いいですか?」
高坂麗奈「はい!」
第十二回・私のユーフォニアム、コンクールまでほんの少し。
頑張れ久美子たち!頑張れ北宇治高吹部!なのです。
【後記】
塚本秀一がいつも食べているフランクデニッシュの中路ベーカリー、6月の休業日告知にちゃっかりと「響け!ユーフォニアム」のキービジュアルが使われていました(笑)。
おまけ。京阪8000系「京阪つったら俺たち8000系ダブルデッカー特急だろう。13000系ばかりでなく俺たちも登場させろよ!w」
※一部の画像を比較研究目的により使用しています。作品の著作権(画像も含む)は©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会に属します。