甲山に吠える虎

主にアニメ・漫画関連の舞台探訪・聖地巡礼を記事にします

【雑記】北國新聞コラム「北陸新幹線 かがやきを追え」の中でのと鉄道「花いろラッピング車」の画像が取り上げられる【のと鉄道・花咲くいろは】

どうも、鶴来民子「とおるさんの前で‘かがやき’たいんです! …って、な、何を言っているんだろ… ホ、ホビロン!」:甲山タイガースですw


先日、神戸の川崎重工より、JR西日本むけの最初の北陸新幹線用車両「W7系が金沢港に陸揚げ、白山総合車両所に搬送され、来年春の北陸新幹線金沢延伸開業が、ひしひしと感じられるようになってきました。北國新聞では、コラム「北陸新幹線 かがやきを追え」北陸新幹線延伸開業に纏わる様々なことを取り上げていますが、4/20(日)朝刊には、新幹線開業効果をいかに地域全体に波及させていくか、という点で「観光列車」を取り上げています。


御存じのとおり、のと鉄道は、国鉄赤字ローカル線の廃止・第3セクターの一環で誕生した国鉄七尾線の転換路線で、能登線穴水 - 蛸島七尾線穴水 - 輪島が廃止され、現在はJR七尾駅より以北の、七尾〜穴水間で営業しています。


のと鉄道では、旅客の誘致による地域振興・売上増のため、様々な施策を施しています。
なかでも冬季の穴水駅跨線橋を使った穴水駅ホームあつあつ亭」では、能登特産の牡蠣を提供する牡蠣料理店「あつあつ亭」を営業。これがツアーなどに組み込まれ、大好評を得ています。


2011年4月に放送されたアニメ「花咲くいろはでは、主人公たちが勤務・下宿する旅館から学校まで通学する手段として、何度ものと鉄道が登場します。旅館の最寄駅である湯の鷺駅(=西岸駅)から乗車、大塚駅(=能登中島駅)で下車していくのですが、このアニメでの登場を機に、のと鉄道では、2012年にはアニメ版ラッピング列車、そして2013年の劇場版アニメ「花咲くいろは〜HOME SWEET HOME〜」上映開始の時はさらに劇場版ラッピング列車を用意し、これは現在でも走らせています。


このラッピング列車を見に、或いは乗車するのが目的で、能登半島を訪れる「花いろ」ファンが多くあちらこちらから来ています。
にぎわいを創出する点で、のと鉄道「花いろ」とのタイアップ(ラッピング列車)は、観光列車として大いに成功しているといえるでしょう。


来年の北陸新幹線金沢延伸開業は、その時間短縮によって、観光地における活動時間の拡大という形で、間違いなくのと鉄道沿線へ新幹線開業効果をもたらすと思います。アニメ「花咲くいろは能登半島を訪れた花いろファンが、能登の山や海の風景・牡蠣などの産地のおいしい食材・地元の方々との交流といった素晴らしい面を発見していくように、北陸新幹線開業は更なる人を呼び込む効果があるでしょう。のと鉄道の絶え間ない努力を支持するとともに、「花いろ」ファンとして今後も能登半島を訪れたいですね。