【2017年舞台探訪報告】TVアニメ「orange」第12話LETTER12、弘法山からの太陽は何色?【2017年11月11日】
どうも、甲山タイガースです。
2017年11月11日に第12話LETTER12の舞台背景を巡ってきました。以下はその記録です。
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「第12話LETTER12の舞台背景は私、高宮菜穂が案内します。第12話の主要なシーンは、10年後の26歳になった私達がいる弘法山です。そして今回のストーリーは、10年後の未来の私達5人が手紙を出す前の、翔が交通事故死、自殺してしまう世界の事です…」
【第12話LETTER12】
「翔はお母さんと共に、東京から松本へ引っ越してきます。翔の回想では、『高一の終わりに、松本市へ引っ越すと言われた。母さんはいつも、俺に相談なく勝手に決める。』と述べています。」
「そして、翔は私達と出会います。」
~薄川河川敷・見晴橋~
須和「どこ行く?」あずさ「まずはウチのパン。」貴子「いいんじゃない?」
「(翔の回想)今は母さんの事は忘れて楽しもう。後で誤ればいいや。メールは帰ってこなかった。母さんと会話したのは、それが最後だ。」
「(翔の回想)誰かが死んでも、変わらないんだな。」
「翔は東京在住時の高校の同級生から連絡を受けます。」
~東京~
「都庁始め、新宿の高層ビル群。」※後日撮影予定
「このレストランは、JR中央線中野駅南側にあるロイヤルホスト中野店です。」※後日撮影予定2017年12月30日撮影
「翔は、深志神社での私の言葉をも冷たく突き放した後、この松本市時計博物館の前を歩いて帰ります。」
~松本市時計博物館前~
「(翔の回想)よく人が言う。今が辛くても、生きていればいい事はある。…簡単に言うな。生きる事が一番辛いのに。後悔から解放されるなら、今すぐ死んだっていい。」2017年12月2日撮影
(真上から撮れないので下から… ドローンがあれば…)
「それからの私達は、須和と私(菜穂)が交際するようになる事、翔は私(菜穂)ともっと話したり謝りたかった事など、色々とありました。そして、翔のあの自殺へと繋がっていくのです…」
~薄川沿い・見晴橋→弘法山へ~
「翔が亡くなってから、私達が揃って会話をする機会は減っていった。今日、こうして集まれた事。翔の話をすると、また皆が一つになれた気がした。」
「毎年ここで待ってたよ。須和と一緒に。約束したよね?春になったら、皆で弘法山の桜を見ようって。」
「大晦日の翔との一件があって、冬休みが明けても翔にいつもの様に話しかける事が出来なかった… それでも翔との仲が元に戻るように願い、私(菜穂)は…」
あずさ「翔と初めて会った日、よく覚えているのに、もう10年も前なんて不思議。」
貴子「あの日、帰りに誘ったのがいけなかったのかな…」須和「俺が誘った。俺が悪い。」あずさ「私だって誘った。」貴子「私も…」萩田「じゃあ、俺らと友達にならなきゃ、翔は生きてたって事か?」
あずさ「そんなのやだ、別の日に誘えば良かっただけだよ。」萩田「その日も翔とお母さんが約束してたら?一緒だろ、何が悪かったとか無いんだよ。後悔したって成る様にしか成らない。」あずさ「そんな事無い、どこかで間違わなければ翔は生きてた。」須和「喧嘩すんなよ、今日は翔も居るんだから。」
あずさ「居ないじゃん。約束だってこれじゃ果たせてない。翔が居ないと意味ないよ。」貴子「やり直せないもんね、何したってもう遅い。」あずさ「タイムカプセルってさ、過去には送れないの?」萩田「無理だ。」須和「タイムマシンが出来るのを待つしかないか…」萩田「出来ない、永遠に無理だ。」菜穂「ブラックホールは?高校の時、授業で中野先生が離してた、ブラックホールでタイムスリップ出来るかもしれないって。」
萩田「無理だね。一度入ったら帰ってこれないだろ。過去なんてやり直せる訳ないんだから、諦めろ。」
萩田「はぁ~っ、ブラックホールじゃないかって言われている場所なら、地球上にもあるけどな。」
萩田「2013年、スイスの学者が太西洋南部にブラックホールが存在する兆候を発見した。メキシコ湾にも同様の報告がある。」
菜穂「海?」
萩田「西大西洋のバミューダトライアングルでは、昔から船や飛行機の消える事件が起きてて、そこにブラックホールが存在するという説がある。でもただの都市伝説だ。タイムスリップなんて出来る訳…」
あずさ「そこ行ってみよ?」貴子「でも、行ったら戻ってこれないんでしょ?」菜穂「手紙だけ送ってみれば?タイムカプセルみたいに。」
須和・あずさ・貴子「それだ!」萩田「無理だ。タイムスリップしても、どこへ行くか分からない。未来に送られたら?過去に届いたとしてどうやって俺達に届ける?俺らが高二になった2012年4月にこの手紙をこの住所に届けてくれとでも書いておくのか?」菜穂・あずさ・貴子・須和「それだ!!」貴子「過去の自分に手紙を書いて海に流せば。」あずさ「未来が変えられるかもしれない。」萩田「無理だ。」須和「でも奇跡を起こすしかねえだろ。」
須和「そしたらさ、翔を助けられる。」菜穂「うん。」
「(翔を)助けたい。」
菜穂「翔!バレンタイン、待ってて!絶対、待ってて!」
「傷ついても嫌われてもいい。ただ失いたくない。翔を。」
「次回、第13話LETTER13、クライマックスです。ご期待ください。」
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